ハンニバル(hannibal)シーズン1 海外ドラマ

引用:https://www.axn.co.jp/programs/hannibal

こんにちは。
海外ドラマ版のハンニバル、ご存じですか?
サイコスリラーやサスペンス的なお話ですが、グロ怖くておすすめです!
今回は、海外ドラマ版ハンニバルについてご紹介いたします。

ハンニバルシリーズについて

元々はトマス・ハリス氏原作の小説で、小説版は1981年の「レッドドラゴン」、1988年の「羊たちの沈黙」、1999年「ハンニバル」、2006年「ハンニバルライジング」が出版されました。

1986年に「レッドドラゴン」が「刑事グラハム/凍りついた欲望」として映画化されます。
次に1991年に「羊たちの沈黙」が映画化され、主演でハンニバル役のアンソニー・ホプキンスの怪演とクラリス役のジョディ・フォスターも高評価を得て、その不気味なストーリーとともに世界的な大ヒットとなりました。

ハンニバル・レクターについて

ハンニバルシリーズの基礎知識として、ハンニバル・レクターの事を知っておかないといけません。
特にドラマ版のハンニバルは、この基礎知識でハンニバルの人物像を知っている前提で見ないといけません。

ハンニバル・レクターとは、天才精神科医であり、単なる精神科医としてだけでなく犯罪心理学にも精通している事から、警察当局から捜査協力を求められるほどの著名な医師で、精神医学界の権威です。
レクター博士とも呼ばれます。医学博士ですね。
そして、ハンニバル・レクターは天才医師にして猟奇殺人犯であり、異常心理の専門家でありながら自信も異常心理を持つ人間です。
殺害した人間の臓器を食べる異常な行為から「人食いハンニバル」(Hannibal the Cannibal、ハンニバル・ザ・カニバル・カニバル=食人の意味)と呼ばれています。

医師なので非常に頭がよいのは当たり前なのですが、医学だけでなく音楽や料理、歴史、美術、古文書学、香り、高等数学から果ては理論物理学に至るまで、あらゆる知識教養を身に着けています。
料理や音楽へのこだわりも上流階級そのもので、知的で紳士的、振る舞いも洗練されている医学界の権威にも関わらず、食人指向のある異常性のギャップが強烈なキャラクターです。

教養ある人物や知的に認めた人物、知的な自分に敬意を払う人物に対しては非常に紳士的ですが、「食べるときは世に野放しになっている無礼な連中を食らう」というセリフがあるように、慇懃無礼な人間には容赦なく残酷です。
ハンニバル・レクターは自分の知性と感性、豊富な知識に強いプライドがあります。
自信の知的能力に近い能力を持つ者へ非常に執着し、興味を持つことがあります。

ハンニバル・レクターは、自信も猟奇的殺人者であるため特別な独房に収監されていますが、
前述のとおり警察当局から捜査協力を申し入れられるほどの精神医学界の権威であるため、獄中からも医学論文を発表したり、料理の専門書を出版するなど特異な存在です。

ハンニバルシリーズは、猟奇殺人事件の捜査において、担当となる刑事がハンニバルレクターのプロファイリング協力を得て、事件を追うという流れが基本になります。
もちろん、知的能力の高いハンニバルは、捜査協力の過程において、捜査中の事件の犯人を刑事にけしかけようとしたり、脱獄しようとしたり、
警察側の味方か敵かわからないようなポジションで、事件捜査に燃える刑事とも奇妙な関係となります。
捜査協力はするが、警察側が気を抜くとハンニバルによって新たな犠牲者が出かねない、という状態で、担当となる刑事は多大なストレスと恐怖が隣り合わせの状態でハンニバルと接することになるのです。
頭のおかしい異常な犯人を、異常だが天才のハンニバルレクターとともに追い詰める刑事という構図です。カオスです。

ちなみに、ハンニバル・レクターというキャラクターは、『アメリカ映画の悪役ベスト50』で第1位となるほどの有名な悪役です。

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ハンニバル 海外ドラマ版と映画版の違い

海外ドラマ版のハンニバルは、ハンニバル・レクターが若いころのエピソードを、原作の「レッドドラゴン」のストーリー軸に合わせて制作されています。
ハンニバル・レクターが殺人事件で逮捕収監される前のお話です。
映画版の時系列としては、ハンニバル・レクターの異常性が決定づけられた若き日の「ハンニバルライジング」と、収監後初めて捜査協力するという「レッドドラゴン」の、ちょうど中間くらいの時期を描いています。
また、原作や映画と違い、海外ドラマ版の放送が2013年だったことから、ハンニバル・レクターの生い立ちなどすべての設定が現代に置き換わっています。
ドラマ版は以外にも一話完結です。

海外ドラマ版 ハンニバル シーズン1のあらすじ(ややネタバレ有)

海外ドラマ「ハンニバル」シーズン1の主人公は犯罪プロファイラーのウィル・グレアム。
ウィル・グレアムは自閉症スペクトラムの一種で、殺害現場に立つだけで実行者である犯人の意識や感情に共感できる特殊な能力があります。
しかしその能力のせいで精神的なストレスが酷く、FBIの適正試験に合格できない日々が続いていました。

幸いな事にウィルの能力自体は評価されていたので、FBIアカデミーで犯罪心理の講師として教壇に立っていましたが、ある日残忍かつ奇妙な連続殺人事件の捜査協力を依頼されます。
8ヶ月のうちに身長や年齢などが一致する女子大学生8人が金曜日に誘拐されて殺害されるという事件です。

事件現場に赴いたウィルはそこで、「犯人は人の肉を食べている」という結論に至ります。
同時に被害者に慈愛に満ちた接し方をしている事に気づいたウィルは、精神的ストレスをいつも以上に感じてしまいます。
ウィルの友人でありFBI顧問である女医アラーナは、ウィルの精神状態を危惧し、捜査を依頼してきたFBI捜査官のジャック・クロフォードにかけあいます。
結果、ウィルのメンタルケアも含め、ウィルはクロフォードから精神外科医の担当としてハンニバル・レクターを紹介されます。

以降2人はともに行動するようになりますが、事件を模倣した模倣犯の出現によって2人の関係は大きく変化していくのでした。

何とか模倣犯を割り出したウィルは模倣犯の自宅に突入しますが、模倣犯は自分の娘であるアビゲイルを人質にします。
しかし追い詰められた興奮と逮捕される恐怖から、模倣犯はアビゲイルの首を切り裂くのでした。

それを目の当たりにしたウィルは逆上して発砲、結果的に模倣犯を射殺してしまいます。
冷静になったウィルは人を殺した事に恐怖し我を失います。
殺人犯とはいえ、娘を殺そうとしていたとはいえ、子供の目の前でその親を射殺したため、ウィルのストレスとトラウマはものすごいものでした。
明らかに精神状態がおかしくなったウィルをレクターは「正常」と診断し、ウィルを洗脳していくだけでした。

少しづつハンニバル・レクターに操られていくウィル。
たくさんの事件を二人で解決していくのですが、その裏ではレクターも殺人を繰り返しています。

ハンニバルは少しづつ、クロフォードとウィルの仲たがいを画策し、アビゲイルをも操ろうとします。

日々精神状態がむしばまれていくウィルは、たびたび意識を失います。
目が覚めたウィルは、何故か嘔吐した際にアビゲイルの耳を吐き出します。
さらに、何故か自宅から見つかった模倣事件の証拠によって逮捕されます。
アビゲイルはハンニバルに殺され、ウィルもハンニバルにハメられたのです。

護送車に乗せられたウィルは逃げ出し、ハンニバルの元へ。
自分の精神がおかしくなっていることも自覚しているウィルだが、アビゲイルや一連の殺人は自分でなければハンニバルの仕業だと考えています。
しかし、自分はやっていないと自信を持てないほどに精神を病んでいるため、アビゲイルの殺害現場を見たいとハンニバルとともに向かいます。
そこでハンニバルに銃を向けたウィルですが、間一髪でクロフォードが突入し、ウィルを撃ちます。
FBI仲間であるクロフォードが真実に気付かないまま、ハンニバルにハメられたウィルは収監されます。
シーズン1のあらすじは大まかですが以上です。

解説と考察

ハンニバル・レクターはなぜ人を殺すのか?
これはおそらく単純に「無礼な豚」を食材としてしか見ないということです。
また、ウィルの事をどうしたいのか?
これはおそらく、ウィルの特殊な能力なら、自分のようなサイコパスの気持ちが分かるはずなので、いずれ同類になるだろうとみているか、自分の気持ちを追体験させたいか。
それとも、ウィルの中に眠る潜在的な攻撃性、残虐性を見抜いていた?
(アビゲイルの父親を何十発もの銃弾で射殺し、その瞬間ウィルは爽快感を覚えていた可能性がある)

ウィルはハンニバル・レクターを必要としています。
精神科医として、捜査のパートナーとして。
一方、ハンニバル・レクターもウィルを必要としているのでしょう。
都合よく使うためなのか、苦しめることに好奇心を感じているのか、それはわかりません。
共感性が高く純粋で感情がわかりやすいウィルに、自分にないものを感じて興味を持っているのかもしれません。
パートナーに隠れて殺人と食人を繰り返しながらも、少しづつウィルのプロファイリングで自分に近づいてくることに興奮しているのかもしれません。
そしてウィルの能力を認め、執着と興味が尽きなくなったのかもしれません。
このあたりは解釈が難しいですし、自信はありません。
ただ、作品としては単なるグロやサイコパスモノではなく、深い精神世界や耽美的な世界観があるので、結構集中してみた方がいいです。
かなり大人向けな印象がありますね。

そして、料理にも造詣が深いハンニバル・レクターによる料理・晩餐シーンが毎回あります。
高貴なクラシック曲をバックに、芸術的な料理に舌鼓を打つ招待客たち。
クロフォードやウィルなど、ハンニバルと共に協力関係にある人間たちです。
しかし、その食材が人肉であることは彼らは作中では気付いていません。
気品のある料理晩餐シーンがこんなにグロいなんて。。

映画版と違って若いハンニバルですが、美しさと狂気と紳士っぷりが映画版より目立ってます。
また、不気味さやグロ描写も結構ありますが、これは映画版もドラマ版もどっこいどっこいですね。
人間関係や心理描写も複雑なので、ドラマを一通り見てみてください!

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海外ドラマ版ハンニバルはシーズン3で打ち切りに

シーズン3にて打ち切りになった海外ドラマ版ハンニバルですが、
原因は海賊版サイトからの不正ダウンロードが原因だったようです。
熱心なファンの番組続行を望む声もあったようですが、
コンテンツを不正利用される事で制作サイドも支払いが厳しくなる等の問題があり、結果的に打ち切りが決定しました。
製作総指揮のブライアン・フラー氏が、ハンニバルシーズン4に向けた話し合いをほのめかす言葉をツイートしたこともあり、
続投復活の可能性もゼロではありませんね。