健康で文化的な最低限度の生活(ケンカツ)ドラマ

引用:https://www.ktv.jp/kbss/

吉岡里帆さんが主演するドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」ケンカツの5話の内容をまとめています。
ネタバレが含まれていますので、ご注意下さい。

登場人物やストーリーの設定など基本的な部分は以下で再確認できます。
健康で文化的な最低限度の生活(ケンカツ)の設定や登場人物について

家族について語らない男、島岡

島岡光(佐野岳)が東区役所の生活課を訪れた。栗橋千奈(川栄李奈)は島岡が挙動不審な事を気にかけ声をかけましたが、島岡は逃げるようにその場から去ってしまいました。

一方、阿久沢正男(遠藤憲一)の自宅では、娘・麻里が目を覚ましました。
なぜここで寝ているのかと驚き慌てている麻里に、阿久沢は麻里が酔って寝てしまったのだと伝えました。

その頃、義経えみる(吉岡里帆)は地元に帰省しており、久しぶりに家族揃っての夕食を取っていました。
人の気持ちが分かる人間になれるまで仕事を頑張りたいと語るえみるに父親は拍手し、夕食は盛り上がります。
実家から帰る日、母親はえみるが少し見ない間に頼りがいのある大人になっていたことに関心しており、えみるもまた家族の絆というものを感慨深く感じていました。

えみるは夏季休暇明けに登庁すると、島岡が再び現れました。
生活保護受給を申し出て書類に記入する島岡は、所持金が43円しかありませんでした。
職員から両親が健在しているか尋ねられ、島岡の貧乏ゆすりが激しくなり、両親についてあまり語りたくない様子です。
一旦、島岡に寝泊まりする場所を案内する職員。

島岡の申請を受けた職員は、係長・京極大輝(田中圭)に「なぜこんな案件を受理したのか」と問い詰めましたが、
島岡のうつ病により、聞きたいことをほとんど聞けなかったとの事でした。

えみるは島岡の担当に任命され、京極から島岡の扶養照会をするよう言われました。
※扶養照会とは、生活保護受給申請者の家族に、申請者を援助できるかどうか確認する手続きです。

家族と言っても生活保護申請者を援助するのは強制ではなく、また家庭それぞれの事情があるため、扶養照会によって家族の援助が受けられるケースは多くはありません。
島岡の元を訪問するえみるは、話してくれるか不安でしたが、
指導係の半田明伸(井浦新)に相談したところ、島岡のつらさや事情を共有することが大切だと諭しました。

島岡の父親は何者?

島岡を訪問したえみるは、島岡に父親の職業を尋ねますが、島岡は激しく貧乏ゆすりしました。
父親に収入がある場合は扶養照会をしなければならないと説明すると、島岡は父親への一切の接触を拒否しました。
援助できない場合は、その旨を父親が言ってくれればよいと伝えましたが、島岡は父親へのコンタクトを無理だと一点張りでした。
えみるは
「生活保護の事を知られたくないとか、借金で迷惑をかけているとか、勘当されているとか、何か事情があるんですか?」
と質問を続けましたが、島岡は黙って貧乏ゆすりをするばかりです。
「うつ病なので、大きな声はやめてください」
と言う島岡に、えみるも質問をやめざるをえない状況になりました。

桃浜都(水上京香)や栗橋とともにカフェに行ったえみるは、何も答えてくれない島岡の愚痴を漏らします。
桃浜も、担当受給者の水原に扶養照会を断られた事を明かし、本当は会いたいんだよと話しました。

翌日、半田に島岡の事を相談しますが、扶養照会は一旦保留し、島岡との関係性構築を優先し、のちのち扶養照会すればいいと言われます。
扶養照会は家族関係を悪化させることもあり、島岡がそれを嫌がるのは何か理由があるからだろう、と半田は推測しています。

島岡の戸籍を調査すると、島岡の実父は島岡雷(小市慢太郎)という総合病院の院長であることが判明しました。
京極はすぐに扶養照会すべきと判断しますが、半田は逆に今回は慎重に進めるべきだと言います。

雷は島岡の行方を何年も探しており、
デスクの上に飾られた島岡の写真を見つめては息子の身を案じる日々を送っていました。

半田は、島岡に一言ことわりをいれた上で、扶養照会すべきだとえみるに告げました。
しかし、島岡はまたも父親・雷への連絡を拒否しました。
その理由を尋ねるえみるですが、「理由を言えないのであれば扶養照会を行うしかないというルールだ」と、えみるは一方的に電話を切りました。

様々な親子模様

桃浜は区役所に向かい、担当する受給者である水原の息子の戸籍謄本を入手しました。
戸籍謄本によると、水原の息子である悟はすでに結婚しており、妻子があるようです。
これを知れば水原はきっと喜ぶだろう、と桃浜はうれしい気分になります。

阿久沢の働く定食屋を訪れたえみると半田は、娘が泊まりに来たと嬉しそうに語る阿久沢に会います。
阿久沢は、妻の墓参りに娘麻里と一緒に行ける事を喜んでおり、えみると半田も笑みをこぼします。

そのころ、水原の元を訪問していた桃浜が、水原に息子である悟の話をします。
母親らしいことをしてこなかった水原はためらいますが、親子の絆は変わらないと力説する桃浜に言われ、水原は息子への扶養照会に応じました。

また、島岡の父で病院院長の雷の元にも、生活課から扶養照会書が届いた。
雷は東区役所を訪れ、職員に息子の事でご迷惑をおかけしたと詫び、手土産を差し出しながら島岡の面倒は自分が見る、と申し出ました。

島岡は大学を中退しており、その時の口論以来音信不通になっていたようです。
雷は今日島岡に会い直接話がしたいと告げたため、えみるは島岡に連絡します。
島岡に電話するえみるを、異様な目つきでみつめる雷。

パニックを起こす島岡

えみるは島岡に電話口で
「お父様が役所に来られ、今ここにいて島岡と話したいと言っている、今から同行していいでしょうか」
と伝えますが、島岡は拒否し電話を切ってしまいました。

雷は電話を切られた事を知り、「かまって欲しいのだろう、私がしっかり話します」と話しました。
京極は雷を島岡の元に連れて行くことをえみるに命じました。
しかし、半田はまだ島岡親子の事情を全て把握していないため、二人を会せる訪問に否定的でした。

そのころ、島岡はパニック状態となっており、アパートを飛び出して行方をくらましていました。
えみるは雷と付近を捜索します。

また一方では、桃浜は水原の息子・悟から届いた扶養照会の返信の手紙を開封していましたが
そこには、「援助できません」手荒に殴り書きされていました。

パニックを起こしている島岡は、駅で切符を買わずにホームに乱入します。
駅員に追われて逃げる島岡でしたが、ちょうどそこに入ってきた電車に島岡は飛び込みました。

島岡が電車に飛び込んだことを警察からの報告で知ったえみるは青ざめました。

まとめ

親子だから絆や愛情があって当たり前だ、という認識は、必ずしもすべての家庭に当てはまるものではないと描かれています。
半田はそのあたりを慎重にとらえているようですが、京極は島岡の父が社会的地位や人望の高い人物だと知ると、親子関係をあまり深く考えずに?判断していた感じでした。
家庭の問題は他人に言いづらい事もあるため、デリケートなお話ですね。。

ドラマ「健康で文化的な最低限度の生活」6話は
2018年8月21日(火)の21時から放送されます。